「x-アプリ プレイリスト出力ツール」について

  • このソフトはソニー株式会社(SONY CORPORATION)の音楽再生・管理ソフトx-アプリの楽曲情報データベース(MtData.mdb)を読み込み、「アルバム」「プレイリスト」「ダイナミックプレイリスト」「おまかせチャンネル」をエクスポートするソフトウェアです。
  • Ver.2.0.0からの新機能として、m3uファイル・wplファイルの他にも、直接iTunesに出力してプレイリスト登録することが可能となっています。 iTunesでインポート操作を行う手間を軽減できるだけでなく、ファイル形式変換機能、楽曲情報コピー機能などを活用できます。
    x-アプリからiTunesにライブラリ全体を移行するためのツールとしても、存分にご利用いただけるものと思っています。
  • x-アプリでプレイリストを作成しても、m3uなどの単独のプレイリストファイルとしてはどこにも保存されません。
    それでもあえてどこかと言うと、データベース(MtData.mdb)の中に情報は保存されますが、一般の方がこの中の情報を利用するのは非常に困難です。
    また、x-アプリにはプレイリストをエクスポートする機能もありません。 そこでこのようなソフトを作成・公開している次第です。

 

ダウンロード:x-App_PlayList_Exporter_v2.4.0.zip (61.1KB)

Music Center for PC用:MC_PlayList_Exporter_v2.4.1.zip (58.8KB)

 

動作環境

  • Windows XP (32ビット)
  • Windows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 (32ビット,64ビット)
  • x-アプリ Version 1.0 以降 (未確認ながら SonicStage Vでもおそらく動作可能)
  • Windows Media Player 7 以降 (Windows Media Playerに出力する場合にのみ必要)
  • iTunes 8.1 以降 (iTunesに出力する場合にのみ必要)

 

使用方法

  • ダウンロード・解凍してできたフォルダ内の「x-アプリ プレイリスト出力ツール.hta」を実行してください。インストールは不要です。
    下のような画面で起動します。

x-アプリ プレイリスト出力ツールの起動直後のスクリーンショット

  • 詳しくは、画面上のテキストや、各項目上にマウスカーソルを置いたときに表示されるツールチップを参考に使用してください。
    なるべく書き込み可能な場所に置いて使用する事をお勧めします。
    Windows Vista以降のUAC環境では、十分にWindowsの知識がある方以外はProgram Filesフォルダの下には配置しないほうが無難です。
  • m3uファイルとして出力すると下の画像のように出来上がります。

m3uファイル出力後のスクリーンショット(エクスプローラ)

 

「iTunesに出力」について

  • iTunesがインストールされていれば [出力方法] から「iTunesに出力」を選択できます。
  • これを選択して出力すると、(起動していなければ)iTunesを起動してiTunesを外部操作し、次々とリアルタイムにプレイリスト登録していきます。
  • iTunesにプレイリスト等を移行するのが目的であれば、iTunes側でインポート操作を行わないで済むので、移行作業が楽に行えます。
  • ファイル形式変換機能、楽曲情報コピー機能を備えていて、m3uファイル経由でiTunesにインポートするよりも高機能です。
     
    例えば、下の画像は、ファイル形式違いの5曲(mp3, wav, 3gp, wma, oma)入りプレイリストをm3uファイル経由でiTunesにインポートした直後のものです。
    m3uファイル経由でインポート直後の画像
    omaファイルは当然無理にしても、wmaファイルは変換して登録して欲しいところです(;_;) wmaファイルを単独でインポートすれば変換可能なんだから。
     
    上のプレイリストを「iTunesに出力」でファイル形式変換機能、楽曲情報コピー機能ともに有効にして出力すれば下のように全て綺麗に登録されます。
    「iTunesに出力」で出力直後の画像
  • このときwma,omaファイルはiTunesのインポート設定に従って変換して登録されています。 また、画像にはありませんがflac,dsf,dffファイルも変換可能です。 oma,flac,dsf,dffファイルの変換には、別途TraConvを用意する必要があります。詳細は「TraConvとの連動」の項を参照してください。

  • 上の画像の左ペインに注目するとわかりますが、おまかせチャンネル等をプレイリストフォルダーに分けて登録することもできて地味に便利です。
  • これらの機能のおかげで、単なるプレイリスト移行用のツールという枠を超えて、ライブラリ全体を移行するためのツールとして非常に強力なものになったのではないかと思います。
    [出力対象プレイリスト] で [アルバム] を選択すればライブラリ全体の曲を漏らさず対象にできます。
  • <注意>
    iTunes12.2以降にバージョンアップして「iTunesに出力」を使用すると、おそらく「iTunes Music Library.xmlの読み込みに失敗しました。」とのエラーが表示されると思います。
    これはiTunes12.2にてデフォルトではiTunes Music Library.xmlが作られないように仕様変更されたためです。
    このページを参考にして「iTunes ライブラリ XML をほかのアプリケーションと共有」する設定にしてください。

 

「Windows Media Playerに出力」について

  • Ver.1.x.xではwplファイル出力時のオプション的扱いだった機能を、「iTunesに出力」とほぼ同等の機能となるように独立させたものですが、いくつか相違点があります。
  • 出力実行時にWMPが起動していなくても、見た目上WMPは起動せずに出力処理が完了します。
    逆に、出力実行時にWMPが起動していた場合、出力処理が完了しても起動していたWMPには登録された再生リストはリアルタイムで反映されません。 WMPを再起動すると登録された再生リストが表示されます。
  • ファイル形式変換機能はTraConvを導入しないと使用できません。導入しても変換元にも変換先にも限られたものしか選択できません。これはWMPがファイル変換機能を持っていないためです。
    ただ、あらかじめレジストリに設定を施せば、WMPはATRAC(.oma)ファイルもAAC(.3gp)ファイルも変換することなく、そのままで再生・管理することができます。 詳細はこちらのページをご覧ください。
  • 楽曲情報コピーできる項目はWMPの仕様に沿ったものになっています。
  • WMPにはiTunesのプレイリストフォルダーに相当するものはありません。

 

TraConvとの連動

  • 当ツールでは電脳太助さんが制作・公開されているコンソールアプリケーション「TraConv」と連動することで、「iTunesに出力」では追加でoma,aa3,flac,dsf,dffファイルからの、「Windows Media Playerに出力」ではoma,aa3,wav,3gp,flac,dsf,dffファイルからのフォーマット変換が可能になります。
  • TraConvの実行ファイル本体であるTraConv.exeを当ツールと同じ場所にコピー・または移動してから当ツールを起動する事で、画面項目が一部変化して変換機能を有効にできます。
     
    TraConvの説明:
    OMA(ATRAC)や3GP(AAC)へのコンバートを行うコンソールアプリケーション。
    foobar2000用Inputコンポーネントも同梱。
    ダウンロードページ
     
  • 電脳太助さんのブログwebサイトではTraConv以外にもiTunesやx-アプリ関連の様々な便利ツールを公開なされています。 そのまとめページも用意してくださっているので、覗いてみると面白いですよ。 盛り沢山ですo(^◇^)o
  • 私にはとても作れないような高度で便利なソフトを提供してくださっているおかげで、当ツールにファイル形式変換機能を実装することができました。 ありがとうございます。

 

同梱ファイル「モーラその後に改.exe」について

  • これはgageasさんが制作・公開されているWindowsアプリケーション「モーラその後に」を、当ツールから呼び出して使いやすいようにコンソールアプリケーションに改変して再配布させていただいているものです。 改変のベースとしたのは rev 0.5 です。
  • 「モーラその後に改.exe」のソースは同梱しておりませんが、こちらに置いておきます。
  • 「モーラその後に」はソースも含めて公開されており、自由に改変・再配布が可能ということで、お言葉に甘えさせていただきました。
    この場を借りて作者様に感謝を述べさせていただきます。 ありがとうございます。
     
    「モーラその後に」の概要:
    moraで購入したmp4ファイルを再エンコードなしでiOSデバイス(iPhone, iPod touch, iPad)で再生できるm4aに変換するツールです
    ダウンロードページ

 

開発環境

  • Windows 8.1(64ビット) + IE11 + x-アプリ Version 6.0.01.14050
    + WMP 12.0.9600.17415 + iTunes 12.1.1.4(ネイティブ64ビット版)
    + TraConv ver.111029
    + Microsoft Visual C# 2010 Expess(モーラその後に改.exeのビルドに使用)

 

動作確認環境

  1. 上記の開発環境
  2. Windows Vista SP2(32ビット) + IE9 + x-アプリ Version 5.0.00.10262
    + WMP 11.0.6002.18311 + iTunes 10.6.3.25 + TraConv ver.111029
  3. Windows 10 Enterprise評価版(64ビット) ※Hyper-Vによる仮想環境
    + x-アプリ Version 6.0.02.21010
    + WMP 12.0.10011.16397 + iTunes 12.3.0.44(ネイティブ64ビット版)
    + TraConv ver.111029

 

更新履歴

  • Ver.0.9.0 (2012.03.05)
    • 初期リリース(β版扱い)
  • Ver.1.0.0 (2012.03.21)
    • 正式版リリース
    • wplファイルをWMPに作成させたときの制御を修正
    • 出力完了後のメッセージを若干変更
    • 画面項目のツールチップを一部修正
  • Ver.1.0.1 (2012.04.11)
    • 64bit OS上で起動できなかったのを修正
    • 起動時の画面のちらつきを抑えるようにした
  • Ver.1.0.2 (2012.04.29)
    • Windows XPで起動時にエラーが発生していたのを修正
  • Ver.1.0.3 (2012.08.07)
    • 拡張情報(#EXTINF)の選択肢に「(出力しない)」と「タイトル – アーティスト」を追加し、「(出力しない)」をデフォルトに変更
    • 文字コードセットのデフォルトを「UTF-8」に変更
    • 文字コードセット、拡張子、拡張情報(#EXTINF)のツールチップテキストを、より分かりやすい説明に変更
  • Ver.2.0.0 (2012.09.07)
    • 直接iTunesに出力して、プレイリスト登録する機能を追加。これに伴い、画面構成や各種テキストの表現(「…ファイル出力します」など)を変更
    • 従来はwplファイル出力時のオプション的扱いだったWMPへの出力機能を、「iTunesに出力」とほぼ同等の機能となるように独立させた
    • m3uファイル、wplファイルの出力先を任意に指定できるようにした
    • m3uファイルをUTF-8で出力するとき、BOM付きで出力できるようにした(foobar2000との連携向け)
    • その他、細かい仕様変更・不具合修正をいくつか
  • Ver.2.0.1 (2012.09.07)
    • 64bit OS上で起動できない場合があったのを修正
  • Ver.2.0.2 (2012.11.05)
    • 64ビット版iTunesを使用していて、「iTunesに出力」、「ファイル形式を変換して登録する」チェックOnで出力した時にエラーが発生する可能性があったのを修正
  • Ver.2.1.0 (2013.06.01)
    • 「iTunesに出力」、「ファイル形式を変換して登録する」チェックOnで出力するとき、3gp, mp4ファイルについて、再エンコードなしでm4aに変換できるようにした(拡張子だけの変換であるが、当ツールではこれを「簡易変換」と呼称する)
    • mp4ファイルの簡易変換の一種として、「モーラその後に」の改造版を使用して変換できるようにした
    • その他、微細な変更
  • Ver.2.1.1 (2013.10.30)
    • おまかせチャンネルを含めた出力完了後、実際に出力された件数がチャンネル数より少なかった場合(x-アプリで一度も一覧表示させたことがないチャンネルがあると、データベース内部に一覧データが作成されていなくてこのような現象が発生しうる)、その旨をメッセージ出力するはずだったのが、Ver.2.0.0以降では出力されていなくなっていたのを修正
  • Ver.2.2.0 (2014.05.20)
    • DPIスケーリングに対応(高DPI環境ではその設定に応じて全体が拡大表示されるようにした)
    • メイン画面で拡大/縮小(Ctrlキー+マウスホイール上下など)を行った際、ウィンドウ枠の大きさも拡大/縮小されるようにした。 サブ画面(変換設定/楽曲情報コピー設定ダイアログ)については修正規模が大きいので非対応
  • Ver.2.3.0 (2014.05.30)
    • 出力対象楽曲のフィルタに「(全て出力)」以外を指定したときに選択できる要素にFLAC/DSD関連の要素を追加
    • 「iTunesに出力」/「Windows Media Playerに出力」で、FLAC/DSDファイルからのファイル形式変換も可能とした(要TraConv.exe)
  • Ver.2.4.0 (2015.02.26)
    • iTunes 12.1以降のネイティブ64ビット版に対応(これ以前のバージョンではiTunesをネイティブ64ビット版12.1にアップデートすると、[出力方法]に「iTunesに出力」の選択肢が現れなくなっていた)
    • [出力方法]の下の青字の説明テキストなど、一部の文章を変更した
    • PC環境によっては実行フォルダの下に一時ファイルが作られていたのを修正(特別実害はなかったが、本来ならユーザー環境変数で設定された一時フォルダに作られるべきだった)

 

バージョンアップ手順

旧バージョンで「iTunesに出力」または「Windows Media Playerに出力」でファイル形式変換機能を有効にして出力していた場合、もしくはiTunesの詳細 環境設定にて『ライブラリへの追加時にファイルを [iTunes Media] フォルダにコピーする』をチェックした状態で出力していた場合、この手順を怠ると、新バージョンで再び同条件で出力したときに、旧バージョンで変換済みの曲(もしくはコピー済みの曲)もiTunes Mediaフォルダ(またはWMPのファイル保存先)に重複保存されてしまいます。

  • 以下の手順で実施してください。
    1. 一度、旧バージョンの「x-アプリ プレイリスト出力ツール.hta」を起動して、画面左下の「詳細を表示する」をクリックしてください。
    2. 「画面初期表示設定・楽曲ファイル変換履歴を外部ファイルに保存する」にチェックを付けて、「適用」ボタンをクリックしてください。「x-アプリ プレイリスト出力ツール.hta」と同じ場所にInitialize.txt、ConvertedInfs.txtという2つのファイルが出力されます。
    3. 新バージョンの「x-App_PlayList_Exporter_v2.x.x」フォルダに、上の2つのファイルをコピーしてください。
  • 手順は以上です。
    旧バージョンはフォルダごと削除して構いません。

 

質問・要望・不具合報告などはこのページのコメントからお願いいたします。